2017年3月28日火曜日

カールツァイスディスタゴン(Carlzeiss distagon)15㎜F2.8 ZF.2 レビュー(夜景)

こちらは超広角に分類されるレンズです。
ファインダーを覗くとパースが激しく、中心領域がとにかく遠く感じます。
主に夜景撮影用として本レンズを買いました。新古品が14万以下で購入できたのでかなり運がよかったと思います。
さっそくのレビューですが,カールツァイスなのでマニュアルフォーカスレンズです。
色のりはそれなりです。周辺減光は開放で多少生じてきます。
しかし、プラナーと同様に減光がうまく生きて芸術品のような作品を作ってくれます。適当に撮ってもしっくり来てしまうのはカールツァイスレンズの魅力でしょうね。

まずこちらの画像は撮って出しです。無限遠撮影で3脚を用いて手押しwです。
こういった水面に映る景色や光芒を写すのは夜景の楽しみの一つだと思っていますので時間を見てはよく撮影に行っています。次に現像したものです。
ホワイトバランスを調整してノイズをカットしました。自分としてはこういう画がしっくりきます。
 
超広角レンズはそれなりに選択肢が多いと思うのですが、本レンズは結構使い勝手が悪いほうに入るでしょう。カールツァイスレンズを購入してきた惰性でカールツァイスレンズにした感も正直あります。レンズも非常に大柄で700g近くあります。現代的な機能はついていません。しかし、歪曲収差・周辺減光などのバランスは秀逸で、うまく活かせるようなクセとして機能して、結果的にエレガントに写真を説明してくれるように感じます。
ボケ具合はまだ確認できていないのでまた今度。
とりあえず楽しいレンズですよ。これ。




0 件のコメント:

コメントを投稿