2016年8月4日木曜日

何事も経験と理論が大事です。

ツイッター(https://twitter.com/scramble228)でも書きましたが、ちょっと自分の私観をつらつらと述べていきます。

まず自分はセンスや才能という言葉が嫌いです。自分が凡人だからです。芸術的センスも並。運動神経臨床技術も普通です。そんな自分を慰めるために書くのかもしれません。

ライダーの皆様はご存知だと思いますが、テクニックが素晴らしいベテランライダーはとにかく速い。そんな人に追い付くためには直線番長になって追いかけることしかできない悔しい思いをしたライダーは多いと思います。そこで皆さんはこぞって峠やサーキットでテクニックを磨くわけですが、センスが良い方はやはり上達が早い。何も言わなくても速く走るコツが体感的にわかるのでしょうね。どんどん速くなっていきます。ちなみに自分はそんなものは持ちえません。そこで自分が頼りにしたものが理論的な理解です。
基本的に学習はボトムアップ(体験→頭)とトップダウン(頭→体験)になされるものと二つあるわけですが、その両方を使うわけです。それによって飛躍的にレベルアップすることを意図しています。

カメラに関してはどうでしょう?最近instagramやtwitterにはよく写真をアップロードすることが多いのですが、その結果、カメラ関係の方やモデル関係の方ととても話す機会が増えました。そこでやはり言われるのが「とにかく経験を積みなさい」ということなのです。これに関しては半分賛成で半分反対です。ただ経験を積んでも成長はないし、何を磨くのかが明確になっていないとレベルアップは遅くなります。なので、経験も大事ですが、理論的補填がとても大事ということが言いたいわけです。

自分の場合は何事もトップダウンとボトムアップの統合が最も成長を促進すると思っています。頭も使い、体験を意図することです。なので、そこにセンスの入る余地はほんのちょっとで、プロの方々の戦いはそのほんのちょっとのセンスの優劣の戦いなのでしょう。我々アマチュアフォトグラファーはそんなセンスを盲信せずに理論的理解とそれに基づいた経験を積み上げることが大事なのです。そこにセンスがちょっとあれば自分の味が出るはずです。

そんな自己論理です。乱文失礼。