2017年3月29日水曜日

夜景撮影テクニック

最近は人撮りは少な目で、風景ばかり撮影しています。
特に超広角15㎜が手に入ったので夜景が楽しくて仕方がありません。

自分の夜景の設定は

SS30秒
F16~22
Iso100~1000です
フォーカスは無限遠に設定することが多いですが、たまにわざとぼかしたりします。
とりあえずこんな感じ。基本的にISOで光を調節することが多く、暗めにとって現像段階で光を飛ばすことが多いです。
なので優先順位は
SS30(固定)>F値>ISO
ですね。



手持ち夜景の場合はISOは6000前後にします。フォーカスもあってませんがご愛嬌ということで・・・・これは夜景撮影とはいえませんね笑

2017年3月28日火曜日

カールツァイスディスタゴン(Carlzeiss distagon)15㎜F2.8 ZF.2 レビュー(夜景)

こちらは超広角に分類されるレンズです。
ファインダーを覗くとパースが激しく、中心領域がとにかく遠く感じます。
主に夜景撮影用として本レンズを買いました。新古品が14万以下で購入できたのでかなり運がよかったと思います。
さっそくのレビューですが,カールツァイスなのでマニュアルフォーカスレンズです。
色のりはそれなりです。周辺減光は開放で多少生じてきます。
しかし、プラナーと同様に減光がうまく生きて芸術品のような作品を作ってくれます。適当に撮ってもしっくり来てしまうのはカールツァイスレンズの魅力でしょうね。

まずこちらの画像は撮って出しです。無限遠撮影で3脚を用いて手押しwです。
こういった水面に映る景色や光芒を写すのは夜景の楽しみの一つだと思っていますので時間を見てはよく撮影に行っています。次に現像したものです。
ホワイトバランスを調整してノイズをカットしました。自分としてはこういう画がしっくりきます。
 
超広角レンズはそれなりに選択肢が多いと思うのですが、本レンズは結構使い勝手が悪いほうに入るでしょう。カールツァイスレンズを購入してきた惰性でカールツァイスレンズにした感も正直あります。レンズも非常に大柄で700g近くあります。現代的な機能はついていません。しかし、歪曲収差・周辺減光などのバランスは秀逸で、うまく活かせるようなクセとして機能して、結果的にエレガントに写真を説明してくれるように感じます。
ボケ具合はまだ確認できていないのでまた今度。
とりあえず楽しいレンズですよ。これ。




2017年3月24日金曜日

カールツァイスプラナー(Carlzeiss planar)50㎜F1.4 ZF.2 レビュー1(購入経緯と使用感)

単焦点で初めて購入したレンズです。
価格はヤフオクで5万円程度だったと記憶しています。

D750を購入して2か月程度ですぐに単焦点に飛びつきました。初心者ながらレビューをしていきます。
まず、なぜこのレンズにしたかというと、他のサイトで沢山レビューされているように

・素直なボケ
・独特の色のり

が魅力に感じたからです。しかし、デメリットとして

・マニュアルフォーカス
・価格

であったため初心者の自分にはかなり勇気のいる決断でした。で、買ってみたと写真をアップしていきます。
現像済なので色のりはご容赦願います。
工業製品としての価値はSIGMAをはじめとした国産に劣ることは間違いないという印象でした。こちらは写真に随分慣れてからの写真になりますが、見ての通り非常にぼんやりとしています。開放での撮影ということもあるのですが、ブレやすい。これはもうMFで上等な手ぶれ補正機能などついていないレンズだから仕方ないのでしょう。しっかりと腕を磨く必要があるレンズだと痛感させられます。家の中で自分がしっくりくるように何度も何度もフォーカスを合わせて、撮って、といった練習をしていきました。 
そして,光のボケ具合ですが、非常に素直なボケでした。本当にキラキラとしたぼけ方をしてくれて、ほんのちょっとだけ加工するだけでもしっくりくる。そんな印象を抱かせる写真を撮ることがすぐにできました。また周辺減光も盛大に発生します。これは自分にとってはプラスなのでさして気にはなりませんでしたが・・・。


まとめます。
・独特の色のり
・綺麗なボケ
・盛大な周辺減光
・ピンボケのリスク
このような特徴から独特の写真を作り出してくれるのがプラナーでした。この味をおぼえてしまい、色々な写真を撮るのがただただ楽しい時期がありました。このレンズで、自分はツァイスのクラシックシリーズのレンズを揃えよう、と決めました。

敷居の高いレンズではあると思いますが、絶対に後悔はしないと思いますよ。
ただし、クッキリと写すための工業製品としての価値はやはり国産には随分劣る印象を受けます。自分はトータルバランスの良いレンズではなく、マニアックなじゃじゃ馬レンズにしてよかった、と思います。

ちなみにくっきりと写すこともできますからね。一応。


2017年3月23日木曜日

撮影に関して思うこと(撮影のポリシー)2

前回は撮影界隈にまつわる愚痴をつらつらと書いていきました。http://scramble228.blogspot.jp/2017/03/blog-post_23.html

上述のブログで語っていた問題の原因はすべてコミュニケーション不足が問題になっているように思います。そして、意味不明な界隈の暗黙のルールを強要したりされたりといった結果そのような問題が生じているように感じています。自分がトラブルが起きずに撮影活動を続けることができている要因の多くは条件を最初から明示していること、その条件のすり合わせができない場合お断りしていること、基本的に金銭の生じる撮影は引き受けないからかもしれません。
まず、ツイッターでは自分は多くの写真をアップしています。特に風景撮影などが多いです。ちなみにこれは最近購入したディスタゴン15㎜で撮ってみた夜景です。写真は我々にとって名刺のようなものです。どういう写真を好んでいるのか、どういう撮り方をするのかを担保してくれる大事な名刺です。写真もアップせずに撮影依頼を受けることは絶対にないでしょう。
次に,ツイッター上でもコミュニケーションを多めにとっています。自分の場合このやり取りを通して何が被写体様の琴線に触れるのか、どんな写真がほしいのかを詰めていきます。実際にどういう写真を好むかで持っていくレンズが変わるので、撮影依頼が入ったらまずこういう話し合いから開始します。ここで自分が撮りたい写真を交渉して内諾を得ます。現像は自分がしたい程度だけ行いますが、基本的に顔の修正は行いません。

まとめると、撮影依頼を引き受ける時点で
1ツイッターで自分の写真をアップしておく
2コミュニケーションをしっかりとって何がOKで何がだめなのかちゃんと決めておく
3撮影条件は明確に
をポリシーとしています。

あくまで撮影といえど、そこにあるのは人間関係です。好きな人を撮りたいし撮られたいと思うのが自然だと思いますので、どんなに腕が良くても、綺麗でも嫌いな人と撮影はしたくないでしょうし良い作品はできません。幸い、自分の場合同じ型から再度撮影をお願いいただけるパターンが多いですので、このやり方でよいのかな、と思っています。撮影条件は必読していただいています

色々と考え方や感じ方はあると思います。自分は撮影活動をやってきてこの方法に落ち着きました。参考にしていただけたら幸いです。

撮影に関して思うこと(雑記的愚痴)1

主にツイッター活動中心で撮影依頼を引き受けていましたが自分が感じていたことや被写体様とのやりとりで何点かわかったことがありますので記載しておきます。最後に自分の撮影のポリシーも掲載しておきますので今後依頼を考えてくださってくれている方は参考にしてもらえたら幸いです。

①カメラマンと被写体とのトラブルについて
よく聞く内容です。特にレイヤー界隈だと非常に多いのではないでしょうか。幸い自分は大きなトラブルもなく今まで来れています。撮影の中、大体被写体様から聞くような内容は

・直接触られた
・エロいポーズを撮らされた
・不愉快な発言をされた

そして
・ぶれた写真だった
・質が悪い

さらに
・カメラマンおっさんやん
・撮影料寄越せks

といった意見を聞きます。
最初のエロはカメラマン由来の大きな問題です。こんな人には依頼すべきではないです。撮影関係とは趣味から始まった人間関係ですよね。カメラマンは,そもそも関わって初日の人に対してセクハラをしようと思うのか。自分の性的欲求のために相手に性的なポージングを要求するということは社会的に許されるかどうかを判断してください。恋人同士であればタッチも許されるでしょうがあくまで撮影はお互いのニーズが一致したことによる関係です。よく考えましょう。

次にカメラのテクニックはカメラ持ちが努力すべき点ですね。自分の場合すべてマニュアルフォーカスレンズを使用しているのでどうしても被写体様をお待たせしてしまいますので、ご依頼があった時点で、MFで遅いですが大丈夫ですか?と確認します。自分から積極的に被写体様に依頼はしないので、了承していただけることが殆どですが。ま

最後のカメラマンに対する言及は被写体様が論外です。会ったらとてつもなくおっさんだった。臭かった。とかカメラマンをdisる発言を聞きます。もちろん、清潔でないのはカメラマン側の責任なので美を追求する人であれば自分の清潔感を大切にするのは当たり前だと思います。が、実際のところレンズは万単位します。3脚や照明も高いです。つまり、お金がかかります。不景気と叫ばれた昨今、若者はお金を持っていません。つまり、良い機材をそろえている人ほど老けている確率は高くなるということです。おっさんを不快に感じるのであれば依頼をしないほうが無難です。また、撮影料を要求するのであれば事前に同意を得るか、自分がそれをしっかりとできるだけの美を磨きましょう。ちなみに自分はたまたま自営業もしているので、事情で有償で撮影を引き受けた際は領収書を発行しています。

次回はこういう界隈でどうしたら安全に撮影と被写体活動ができるのかを書いていきます。

半年間の間に

色々なことがありました。社会情勢も色々と変わりましたね。これから復活をしていきますのでよろしくお願いします。
カメラのレンズも増えました。
ディスタゴン35mm
ディスタゴン15mm
が仲間に加わり、メジャーな焦点領域のレンズが整ったように思います。

今後発信していく情報として
・高価なカールツァイスレンズの購入に一助となるような写りなどの紹介
・特殊な撮影方法の仕方の掲載

に加えて
・トライアンフスクランブラ―(空冷)
の情報を載せていこうと思います。


取り急ぎこの辺で。